更新日:16年07月07日

2016年6月定例会 本会議質問と当局答弁 藤沢加代議員の質問と答弁(30分)



2016年6月14日(火)

藤沢加代議員の質問と答弁(30分)

日本共産党市会議員団を代表して、一般質問を行います。

本市文化財保護行政について5点質問します。

八幡市民会館・八幡図書館・城野遺跡、今この三つの北九州市民の貴重な文化的歴史的財産が失われようとしています。

この3月で八幡市民会館は機能を廃止しました。市内外からの存続要望の声も市長には届かなかったのでしょう。旧八幡図書館は既に5月から解体工事に取り掛かり間もなく完了します。八幡市民会館・八幡図書館・福岡ひびき信用金庫本店ビルの3つの村野作品がこの地に集中していることから、2月7日八幡東区で開かれたトークセッションで、作家の森まゆみさんが「一目3棟村野藤吾」と言われた1棟が無くなることは本当に残念です。

また、城野遺跡を包蔵する城野医療刑務所跡地は一般競争入札で、民間に買い取られ、商業施設の建設計画が進められています。「八幡市民会館と八幡図書館の存続問題を考える会」と「城野遺跡の現地保存をすすめる会」の皆さんと連携し、この間八幡市民会館と八幡図書館、2つの村野藤吾作品の存続と城野遺跡の現地保存を求めてきた私は、本市文化財保護行政についていくつか疑問を持たざるを得ませんでした。

まず、市民会館・図書館は日本建築学会や早稲田大学、ドコモモ選定等、また城野遺跡は日本考古学協会や九州考古学会など、いずれも専門家の存続保存要望が繰り返し提出されています。市長以下市当局が市民の声はもちろん、こうした専門家の意見にも耳を傾けようとしないのはなぜでしょうか。市民グループからの情報開示請求に対する不開示や一部不開示などの対応は理解に苦しみます。

そこで最初に八幡市民会館・八幡図書館と城野遺跡、いずれも情報が明らかにされていない点について質問します。

「八幡市民会館と八幡図書館の存続問題を考える会」が開示請求した、新八幡病院建設予定地として旧尾倉小学校跡地に決定した経緯、および八幡市民会館の機能廃止・八幡図書館の解体に至る経緯についての2件の行政資料が不開示となっています。

また城野遺跡は「城野遺跡の現地保存をすすめる会」が請求した、福岡財務支局小倉出張所との土地の確保をめぐる交渉の経過、当初、市の方針だった現地保存の計画案および変更案、これらが一部不開示とされました。城野遺跡の土地の確保をめぐる交渉経過については79ページのうち全面黒塗が31ページにも及び、内容は、会議日時場所出席者名以外分かりません。

いずれも異議申立てを行い、情報公開審査会で審査対象となっていますが、市はこれらの情報を直ちに開示し、説明責任を果すべきと考えます。なぜならば、意見が分かれるのは当然有り得ることです。情報を開示したうえで、議論すればいいことです。市の方針に市民が異を唱えると、情報を隠し第3者委員会に下駄をあずけ、計画を強行するのでは、文化財行政に止まらない市政運営上の重大問題です。答弁を求めます。➀

第2に、旧八幡図書館の保存要望が市内に止まらず、市外からの働きかけがこの間増えていることについての認識を伺います。東京の市民グループ「村野藤吾と産業遺産のまち・八幡たてもの応援団」が、複数回にわたり調査や市民向けシンポジウムの開催、また市長への直接的働きかけを行っています。旧図書館の曳家の提案や近代化遺産ビジターセンターとファミリーハウスなどの活用法の提案、また景観保存をと元オランダ大使東郷和彦氏の来訪と公開質問状も提出されました。こうした市外からの保存要望の高まりについての認識、そして直接的働きかけにどう対応したのかおたずねします。②

第3に、本年4月に公表された「北九州市文化振興計画改訂版」に関連して質問します。ユネスコ世界文化遺産登録や、「地方創生」「創造都市」「シビックプライド」「公共施設のマネジメント」などの新たな視点が盛り込まれ、文化芸術の振興をうたっていますが、近現代建造物について明確な位置づけはされていません。

今回の八幡市民会館・八幡図書館をめぐる存続問題から私は多くのことを学びました。その1つは、本市ゆかりの建築家村野藤吾が日本建築史において大変高い評価を受け、今なお、大きな影響力を持つ存在であるということです。また、建物の価値とともに忘れてはならないのは、八幡大空襲による犠牲者の魂の眠る地として、小伊藤山周辺は八幡東区民の特別な思いがあること、八幡市民会館・八幡図書館は戦災復興のシンボルとして大切にされてきた歴史的文化的な価値があるということです。ヨーロッパの世界文化遺産も周辺の景観や歴史を含めて考慮するのが当然だそうです。本市は東京に次いで近現代建造物が残っている都市です。文化庁の近現代建造物緊急重点調査事業を待つまでもなく、市として歴史的文化財と捉えた調査を行い、保存継承の措置を講ずるよう求め、見解を伺います。③

第4に城野遺跡の保存について2点質問します。城野遺跡は1800年前の弥生時代後期の九州最大規模の方形周溝墓と真っ赤な水銀朱が塗りこめられた幼児用石棺2基、九州2例目とされる玉作り工房が発見された学術的に大変貴重な遺跡です。その後の研究から、石棺の小口石に描かれた線形模様が中国の「周礼」に記された「方相氏」であれば、我が国の節分の歴史を塗り替える発見である可能性、水銀朱が中国産であること、まだ世襲の概念がない時代に幼児の石棺1基が手厚く葬られていることなど、学術的価値はさらに高まっています。すぐ近くの「重留遺跡」出土の広形銅矛がこの3月、本市で初めて国の重要文化財に答申されました。「重住遺跡」とも合わせ、この2つの遺跡は、強力な「クニ」の存在を示しています。

・表現を他とあわせるなら「建築」

・国の「近現代建造物緊急重点調査事業」を引用しているのであれば「建造物」

市は当初の現地保存の方針を転換、石棺は移築保存、他は記録保存としたことは周知のとおりです。城野医療刑務所跡はすでに開発事業者が最低制限価格の約2倍の14億8,500万円で落札し、商業施設の建設が計画されています。「城野遺跡の現地保存をすすめる会」が開発事業者と話し合いを持った結果、担当者は、個人の意見としながらも買戻しに応じる用意はある旨の発言を行っています。市長は、直ちに国県とも協力し土地取得のために開発事業者に協議を申し入れるよう求めます。④

次に、土地確保をめぐる福岡財務支局との交渉についてです。

市の保存方針転換の理由は、城野医療刑務所跡地の所有者である福岡財務支局小倉出張所との土地の取得をめぐる交渉が「合意に至らなかった」というものです。平成23年9月から、25年の5月まで合計10回の交渉で、市は「土地については国の責任で確保し、市が保存公開することを再三にわたり要望」したとしています。しかし、国からは優遇措置や等価交換の提示がされたものの、結局、市は取得の決断をしませんでした。

そこで質問します。この土地の中央は道路用地として平成18年度と22年度に市は2,610㎡を約9,400万円で取得しました。道路用地は買っても遺跡保存のためには買わなかったのです。国の提案に応えていれば、取得費用はいくらになったのか、答弁を求めます。⑤

以上で第1質問を終わります。

 

藤沢加代議員への答弁

 

■市長

(歴史的建造物の考え方)

北九州市としては地域の歴史や文化を理解する上で、長く受け継がれてきた固有の文化や建造物などは重要な資産と認識している。このような貴重な資産は文化財として国や県のみならず市でも指定をして保存活用を図り、例えば門司区の門司港レトロ地区や八幡西区木屋瀬地区などで、魅力ある街づくりに取り組んでいる。

加えて文化財以外でも本市では平成16年に国の景観法が制定される前の昭和60年北九州市都市景観条例を施行し、平成25年に門司区の北九州銀行門司支店や、NTT西日本門司ビル、また若松区の杤木ビルや石炭会館などを景観重要建造物に指定するなど、良好な景観を形成する街づくりにも取り組んできている。最近では門司区の三宜楼を市民の有志が募金活動で取得し市に譲渡し、市が整備を行い保存活用するなど、歴史的建造物については様々な方法で保存活用を行い街づくりに生かしている。

一方すべての歴史的建造物を保存することはむずかしく、市として個々の建造物の取り扱いについては、様々な視点から総合的に判断することとなる。旧八幡図書館や八幡市民会館は旧八幡市の戦後復興の象徴として整備され、長い間市民に親しまれてきました。しかし、2つの施設とも建築後50以上を経過し、耐震性能の確保や今後も使用し続けるには多大な維持管理費を必要である。

今回の八幡病院の移転移築に伴い旧八幡図書館と八幡市民会館の取り扱いについては、著名な建築家である村野藤吾氏が設計した建物であること、またさまざまな市民のご意見、また公共施設マネージメントの総量抑制の考え方、さらに市議会の保健病院委員会からの提言など、総合的に判断し両施設に関する方向性をきめたものである。

八幡病院は救急医療、小児医療、災害医療など政策医療の中核をなす病院である。このことから八幡図書館の敷地と八幡市民会館の駐車場を新病院の敷地として活用することで、道路に面した広い駐車場を確保できることによって、災害時の緊急車両や緊急診療機材の搬入、屋外の臨時診療スペースなど災害拠点の病院として、機能拡充を図ることにしている。現八幡病院は施設の老朽化、狭隘化が進み一部耐震基準を満たしていないといった施設面の課題があり、市民の命にかかわることから一刻も早く充実した施設で医療を提供したいと考えている。新病院の平成30年度の開院に向け引き続き事業に取り組んでいく方針である。

 

■病院局長

(情報公開の不開示について)

八幡市民会館と八幡図書館の存続問題の考える会が請求した行政資料の不開示の理由及び不開示のまま計画を進める点での見解であるが、市立八幡病院の移転先を尾倉小学校跡地と発表するまでの決定に至る経過、また八幡市民会館の廃止、八幡図書館の解体方針決定に至る経過についての文書は、市の機関南内部の検討または協議に関する情報であり、現段階では意思形成途上にあることから、市の情報公開条例第7条第5号に該当するため不開示としたもの。

八幡市民会館および八幡図書館の取り扱いについては、市長から答弁したように市として総合的に判断し平成26年3月に、その方向性を公表したものである。以後2年間八幡市民会館と八幡図書館の存続を求める陳情が数多く議会にも提出されており、いずれも所管の常任委員会において不採択となった。さらに八幡市民会館については、平成27年3月議会において機能を廃止する条例改正案を承認していただき、また八幡図書館については、平成28年3月議会で建物の解体予算の承認をしていただいた。これらの手続きを経て八幡市民会館を閉鎖し八幡図書館の解体作業をすすめている。現八幡病院は施設面での課題がある。一刻も早く充実した施設で医療を提供したいと考えている。予定通り事業をすすめさせていただきたい。

 

(市外からの保存要望への認識について)

旧八幡図書館については、市外の団体や個人から建物を残したたままで新病院の建設についての提案や質問等を受けている。様々な意見があるという認識をしている。それに対して本市としては、歴史的建造物等を生かした魅力ある街づくりに取り組んでいるが、すべての歴史的建造物を保存することはむずかしく、個々の建造物の取り扱いについては、様々な観点から総合的に判断する必要があること、そのような中で八幡図書館については、市として総合的に判断し撤去した跡地を病院の敷地として活用すること、そのことで広い平面スペースを確保しトリアージスペースや災害時の緊急車両・緊急診療機材の搬入や屋外の臨時診療スペースとして確保することで災害拠点の病院として、さらなる機能拡充を図っていることなどを面談や文書で丁寧に説明してきている。

なお、旧八幡図書館の記録保存として、外観・内観について映像で残し、新図書館で市民が閲覧できるようにしている。加えて建物の3D計測を行いデーターも保存しており、記念誌等の制作を検討するため外壁煉瓦約1000を保存することとしている。

 

■市民文化市民局長

(文化庁の近現代建造物緊急重点調査事業について)

この調査事業は、優れた意匠や高い技術による国際的に高い評価を受けている近現代建造物の適切な保護を図るため、平成27年度から国が調査を開始したもの。この調査では国指定重要文化財や指定建造物も含める戦後から20世紀までに作られた建築物や土木構造物を対象として、神奈川県全域でモデル事業が実施されている。今後その成果を踏まえて評価基準の提案が全国での調査計画が定められる予定となっている。このことから本市として、近現代建築物の包括的な調査については、この国の近現代建造物緊急重点調査の進捗をみたいと考えている。

 

(城野遺跡について)

城野遺跡は平成21年から22年に発掘調査を実施し、3世紀後半の九州最大規模の方形周溝墓、水銀朱を塗った石棺、勾玉などを製造していた工房などが発見されるなど、弥生時代の大規模な集落跡であり、当時の人々の営みが残る大事な遺跡であると認識している。

遺跡の保存については、当初現地保存の方針に基づき、文化財保護法に示されている国と市の任務を踏まえ、保存すべき土地については国の責任で確保し、市が保存公開することを国との協議を重ねてきたが合意に至りませんでした。

そこで本市は専門家の意見を伺い、貴重な水銀朱を施した石棺については適切に保存し活用するうえで、温湿の管理ができる屋内での移築保存、玉造工房跡に関しては現地での詳細な調査に基づき報告書を刊行する記録保存へと方針を変更した。

石棺の位置構造については、埋蔵文化財センターでの公開に向けて、現在は全体の展示計画の見直しや工事を行うための手続き、関係部署との調整などを着実にすすめている。秋には市民のみなさんへお披露目できるお考えてる。これにより本物の石棺をまじかに見ることが可能となり、水銀朱の赤が、見た人に強いインパクトを与え北九州市の歴史に興味を持つ契機になると期待している。また展示に合わせて、子ども向けの玉造や青銅器づくりを行う体験講座、大人向けにはシンポジウムを実施など取り組みを進めていきたいと考えている。

 

(現地保存の土地の取得について)

国と繰り返し協議を行い、また専門家の意見を聞きながら城野遺跡の保存方法について決定し、現在公開に向けて準備をすすめている。議会においても平成26年11月、27年12月に城野遺跡の現地保存を求める陳情をうけましたが、いずれも常任委員会にて不採択となっている。このため落札業者と土地取得について再度協議を行う考えはない。

 

(土地取得にかかる費用について)

平成24年当時の保存範囲の重要な移行に限定して試算したところ2億数千万円ということである。国からの優遇措置を受けた場合はその3分の2の価格となる。

 

(情報公開の不開示について)

情報公開請求について平成27年12月に城野遺跡の現地保存をすすめる会から国との交渉経過や現地保存の計画案及び変更案に関する行政資料の開示請求を受けた。今回の対象文書は意思形成過程の情報や誘致交渉に係る内容があることから、市の情報公開条例に規定される不開示条項に該当するものと判断し一部不開示の決定を行った。

 

◎藤沢加代議員の第2質問 「文化振興計画」について再度質問します。

先程、私は改訂版に、近現代建造物を文化財として位置付け調査をと言いましたが、実はH22年策定の改定前の計画には「近代化遺産の保存・継承」の施策の中に

「(3)近代化遺産等の調査」という項目があります。「本市には、門司港駅や旧松本家住宅など、我が国の近代化を担ってきた、まちの誇りとも言うべき近代化遺産が多数残されています。門司港レトロ地区や若松南海岸通りでは、近代化遺産を活用したまちづくりが進んでおり、多くの人を集めていますが、一方で、まだ私たちの知らない建物が解体されているという現状があります。 こうした近代化遺産を後世に伝えていくため、優れた建造物の調査を行い、適切な保存を検討していきます。」取り組み例では、近代化遺産の調査の実施(文化財課、世界遺産登録準備室)との記述があります。改訂版では削除されています、なぜですか、お答えください。

 

■市民文化スポーツ局長

(市の文化振興計画で近代化遺産等の調査の方針を何故変更したのか)

文化振興計画の改定についてのお尋ねであるが、今回改訂した文化振興計画は、改定内容は平成22年に策定したもの。この中で地域文化の保存継承と、あるいは文化芸術の振興に取り組んできたけれど、5年を経過して文学あるいは音楽、美術それに演劇、メデイア芸術など幅広く全国的に注目が集まるようになってきた。また明治遺産の産業遺産がユネスコに登録されるなど状況の変化があっているので、今回改訂するポイントとしては、オカルチャなどの北九州らしさを、特徴などを強化することが、情報を集約一元化・効率的に発信すること、あるいは若者や子どもたちを対象としたアウトリーチなどの文化活動に重点を移すという事で、改定を行ってものである。指摘のとう改定後の中には、近代化遺産等の調査は紙面の関係でなくなっているが、文化財を保護するということについては、新しい文化振興計画でも記載をしている。

 

◎藤沢加代議員の第3質問

元の「計画」で市長は冒頭挨拶で「計画が目指すのは「市民が文化を身近に感じ、市民自身が文化を支えるまち」です。この計画を推進することで、北九州市を、誰もが認める「芸術・文化のまち」にしたいというのが私の願いです。」とあります。

八幡図書館と城野遺跡を壊して、誰もが認める「芸術・文化のまち」と、胸を張れますか。市長、お答えください。

 

■市長

(「芸術文化の街」と市長は胸を張れますか)

いろいろ言われていますけれど、八幡図書館にしても、城野遺跡にしても、できることなら存続できないかということで、私自身はそういうつもりで、国との折衝であり、あるいは議会や市内部の内部協議にのぞんできた。先ほどらい申し上げているように、旧大連上屋にしても、旧戸畑の庁舎にしても、存続するのは大変な苦労がありました。でも私は先ほどあなたが指摘されたように、街のシビックプライドや歴史や文化は大事だという観点から断固とる決意で頑張りました。しかし図書館の問題についていいますと、やはりしっかりとした災害拠点病院、小児救急病院を作ってほしいという、多くのドクターの方々から、あの八幡の地で作ってほしいという強い要望の中で、例えば旧百三十銀行のように、移せるかどうか、いろいろと検討したが、さまざまな総合的な観点から万やむを得ず今回の結論に至った。歴史や文化と言うものは、本市の発展のために非常に大事なことだという気持ちになんら変わりはない。

 

◎藤沢加代議員の第4質問

 市長がそう言われるのなら、なぜ旧尾倉小学校跡地に新病院を建設する計画をなぜ隠すんですか、隠さなければならない理由があるのですか。疑念があります。隠さなければならないものがあるんですね。

 

■病院局長

先ほども答弁した、意思形成途上にあるもので、非公開です。

 

◎藤沢加代議員の第5質問

では、いつになれば意思形成途上じゃないというのですか、解体がはじまってもう終わろうとしている時、なぜ隠さなければならないのか、市民が疑問をもっている。ただちに開示すべきと思いますがいかがですか。

 

■病院局長

意思形成過程であり、率直な意見とか、そういうことが害するおそれがあるということで意思形成過程であるため不開示としている。

 

◎藤沢加代議員の第6質問

今回この問題では、市民の意見を聞かない、専門家の意見を聞かない、情報を公開しない、ないないづくしです。せめて情報は開示すべきです。それがフェアーと言うものです。市長お答えください。

 

■市長

情報の開示は一般論では大事なことだとわかっているし、同時に市議会で陳情に対する判断も示されたことも大事な要素のひとつ、総合的に考えての結論である。

(時間です)

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